雨。
昔の知り合いで、雨をとても嫌がる人がいました。
雨が降っているかで舌打ち。天気予報で明日の天気が傘マークだと舌打ち。
その舌打ちこそが、不幸を呼び寄せている気がしました。
雨が降らないとどうなるか?
どうして雨が必要なのか?
そんなこと誰でもわかることなのですが、その人は自分の生活の中に「雨」が必要ないと思っているのです。
そんな考えですから、雨が降ってしまえば「この世の不幸」が訪れるわけです。
私はその考え方がとても嫌いでした。
雨が降るのは「不幸」と思わずに過ごしてみてください。
いつもの景色にフィルターがかかるその光景も美しいものです。
それに嫌いなものや不要なものが無い世の中にしたいのであれば、自分がそれを好きになるしかありません。
自分の都合で排除はできませんから。
それが分からないこの人は”幸せ”をうまく感じられない人でしょう。