人は誰しも主人公

昨日の「類友」と少しオーバーラップする部分のあるお話です。

人は誰しも、自分だけの人生を生きています。

つまり、自分の人生というストーリーの主人公なのです。

その主人公は生まれながらに「この世で何をするか」というのがある程度決められています。

それが占い的にはホロスコープなのでしょう。

人生の海図がホロスコープですので、宿命的な部分もそれを見ればわかるのです。

さて、今回生まれて何をするか・・・。恋愛に生きるか、仕事に生きるか、人のために生きるか、趣味に没頭するか、子供のために生きるか。

様々な生き方があります。

例えば就職したら、仕事をし始めて恋愛もして趣味に使うお金もできるでしょう。

学生時代に仲が良くても、なんか違うなってことになってきます。

学生の時は学校でわちゃわちゃ楽しめばよかったですが、状況が変われば価値観も変わってきます。

仕事に生きるような星を持った人が、仕事はそこそこでOKって思っている人とは気が合う訳ないのです。趣味に使えるお金を稼ぐことが出来たから、思う存分趣味にお金を使うから、友達と遊ぶお金ももったいないって思っても仕方ないです。恋愛で彼に夢中で友達と会う時間も惜しい、と考えても当然でしょう。

これも類友ですね。仕事頑張るなら同じような価値観の人が気が合うのです。趣味にお金を使いたい、恋愛に時間を割きたい。そう思う人も同じような価値観の友人であれば平和に過ごせるのです。

時間が経過し、お互いの状況が変わっていることが理解できないこともあります。

人は自分の人生を生きていますので、人の考え方などが分からなくても仕方ないのです。

自分の人生において、「不幸」は不必要なもの。そして誰もが自分の理解者であって欲しい。

そう願うのも当然のことだと思います。

現実は違いますけどね。。。

皆が自分を理解して欲しい。同じ基準や価値観でいるべきだ。

それは不可能なことです。

生まれた理由や考え方が違うのですから、無理に自分の価値観にハメてしまうというのは良くないと思います。

それであれば、自分と価値観が近い人と親しくするのが楽でしょう。

自分の人生の主人公ではありますが、誰もが自分の言うことを聞くお姫様ではないのです。

同じお姫様であれば、臣下や国の人たちの見本となり、寄り添える心を持った方が良いです。

心優しいお姫様は人から好かれます。どんな状況であっても、そこで微笑んでいられる。

置かれた場所で咲きなさい、という言葉(本にもなってます)は、「置かれた場所で諦めず、最善を尽くすことで、幸せになりなさい。それがきっとあなたの周りの人をも幸せにするから」という意味です。

過ぎてしまった過去や、まだ来ていない未来にばかり気を取られず、「今、この場所で、しっかり生きる」ということを忘れないでいただきたいです。

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