自責と他責

ある事柄が起きた時に、「絶対に自分は悪くない」と思いがちです。

それがひどいと、先日の消したブログの内容みたいになります。

ちょっと例を・・・

A:交通事故にあったのよね
B:大変!大丈夫?
A:ホント最悪!! ケガもして病院通いよ。
B:どんな事故だったの?
A:私は普通に運転してたら、前から車が突っ込んできたのよ
B:えー、そんなのおかしい。最悪だね。
A:でしょー

前から車が突っ込んできた事故にあったら本当に大変です。災難ですよね。これは他責だと思います。

しかし、このAさんが走っていた道が一方通行で、Aさんは逆走してたとします。
だとしたら、責任の多くはAさんということにならないでしょうか。

自分の都合の悪いところは隠す。もしくは考えずに、被害者になったところだけをフォーカスしてしまう。

こんなことは多くあり、それをしてしまっていることにも気づいていないケースがあります。

もう一つ例を挙げましょう。
職場で仲良くしていた同僚が突然態度がおかしくなった。
さて、この同僚に対して、本当に何もしていないかを思い返してください。

陰で悪口を言っていたのがバレた
同僚が気にしているようなことに対して何か言った
同僚に仕事を押し付けた
同僚にキツく言った
同僚が助けてほしいと言ったのをスルーした

何かあったなら、それが原因かもしれないです。
もし、その原因が客観的に考えて同僚よりも自分の方が悪いという点が多くあるなら、それは自責です。
しかし、同僚の勝手な言い分などに対して正々堂々と注意をしたなら、それは同僚が悪いのであちらの責任です。

自分の行動がどれに当てはまるか。
目の前の出来毎事やその時の感情にばかり振り回されずにしっかりと判断することを忘れないでください。

自分の悪いところを見ない人は「そんなつもりじゃなかった」や「そんな気なかった」、「そんなひどいことした?」と悩むのです。

自分を甘やかし過ぎずに、客観的に見てください。
その上でキツい表現をするか、なども考えてみるのも良いでしょう。

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