意味のない自信

生きていくうえで自己肯定感は大切ですし、自信は必要となります。

ただ、中には意味が無い自信があります。

それは人からの評価による自信です。

「自信」とは字の通り、「自分を信じること」です。

人からの評価などに振り回されてしまってはいけません。

試験当日、しっかり勉強してきたのだから大丈夫!
こんな風に思うのはまさしく「自信」だと思います。
自信を持つことで緊張を和らげることができます。

では人からの評価というのはどのようなことかというと、職場や学校での評価などにあたるでしょう。
人が人を評価するときに、その人の気持ちが入り込むことが多々あります。
嫌われている上司にはマイナスの評価をされることもあるということです。
もし、そんなことがあっても、それは単なるその上司の評価だから「自信を失くす」必要は無いというわけです。

逆に過剰評価されている場合、自分がやっていることよりも大げさに評価してもらえます。
〇〇さんがいないと仕事回らないよ、なんて言われることもあるでしょう。
これによって調子乗ってしまうことこそ、意味のない自信だと感じます。

会社なんて誰かがいなくなっても回る。
え?そんなこと思うと虚しい。自分の価値は?
なんて思う人も出てくるでしょう。

自分の価値を会社や人の評価にあてはめないでください。
人に評価されるからその会社で勤めるのではなく、自分がそこで仕事をしたいから勤めるという考えを持ってもらいたいです。

人からの評価はあくまで他人軸なのです。
自分がどうしたいか、どう生きたいかが大切です。

それを心がけていれば、会社や人から評価を下げられても気にならないでしょう。
自分が頑張っていることを自分が理解し、そして自信になっていくのですから。

他人軸でいる以上、必ず傷つけられます。
自分が思っていないことが他人によって起こるのですから当然です。

自分が去っても会社や相手はさほどダメージなど無い。
ただ自分がここで生きていきたいから一生懸命そこでやる。
そんな風に思っていただくと、見え方が変わってきます。

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