比翼連理(ひよくれんり)

この言葉、ご存じでしょうか?
なんともロマンティック!こんな恋愛出来れば良いなぁと20年くらい前に思っていたものです。

比翼連理とは「比翼の鳥と、連理の枝。夫婦の仲のむつまじいことのたとえ。男女の深い契り。」という意味です。
比翼とは中国の伝説上の鳥のことです。雄と雌がそれぞれ目と翼を片方ずつしか持っていないのです。比翼の鳥が空を飛ぶには雌雄が協力しないといけない。このようなことから、仲睦まじい男女の様子を表す言葉となりました。
連理とは2本の樹木が合わさって1本の大木に見える様子です。2本の木が支え合って立っている様子から、夫婦や男女の深い契りを意味となったのです。

「比翼連理」という言葉は中国の詩人である白居易の「長恨歌」にでてきます。
これがまた素敵です。

「天にあっては願わくば比翼の鳥となり、地にあっては願わくば連理の枝とならん」

素敵ですよね~♪ 今は昔ほど思わないですが、素敵だとは思います。

長恨歌とはとは唐代の皇帝・玄宗皇帝とその愛妃・楊貴妃の悲劇を詠んだ有名な詩です。

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