陰徳 ~老子の言葉~ 投稿日 2022年3月30日 著者 有沙 カテゴリー 有沙 「上徳不徳、是以有徳」(上徳は徳とせず、是を以て徳あり) これ、老子の言葉です。徳が高い人は徳を意識しない。だから徳が離れない。そんな意味になります。 徳が低い(下徳)と、人からこう思われないとか、リターンを期待してしまいます。しかし徳が高い(上徳)だと、ノーリターンで良いのです。何も期待しないのです。何も徳に関して思わないから、徳を消費しない。だから離れないので、もっと幸福になるということです。 老子の理想とする人物像は上徳の人。確かにこんな風になれたら最高ですね。 この記事を書いた人 有沙 記事一覧