陰徳 ~有沙の考え~

今回で長々とお話をしてきた陰徳について終わりになります。
全部読んでくださった方、本当にありがとうございました。
こんな風にお話をする機会はないので、私が思っていることも含めてアウトプットできてなんだか嬉しいです。

さて、陰徳について、色々お話をさせていただきました。
徳を積むには陰徳を!ということにはなるのですが、私は陽徳だろうが下徳だろうが、やっぱり良いことだと思います。

人から良く思われたい。見返りを求めて。そんなことが行動の裏側にあったとします。
望んだ通りに「あの人はすごい」とか「見返りを得る」などがあったら、確かに徳を消費しています。しかし、その人がした行動はやはり素晴らしいことで、それによって助かる人も出てきます。
だからこそ、あまり考えすぎずに人のための行動をしてみてください。
やらないより、やる方がずっと良いことです。「何かをする」ことのハードルをもっと下げて、クセのようにしてください。
誰もが自然と手を差し伸べられる世の中になれば、自分が困った時は迷わず誰かの手を握ることができます。
他人に頼ったり、頼られたり。私はそれが自然にできることこそが、陰徳なのではと思っています。

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