言いさえすれば

お礼を言えば、謝れば…。
これさえすれば、相手を裏切っても良いと思っている人がいます。

別れるときに感謝を述べて、その裏で裏切りをする。
正直に謝っていれば許される。
他にも、あります。
あなたのおかげで助かった。生きていけた。
そんな言葉を言いながら、新しい誰かに同じように言う。

こんな人はずっと人から信用されません。
そしてこんな人は、すべての人が自分の味方をしてくれて、いつでも自分の都合の良い時に、人が動くと思っています。

そして、当たり前ですが、相手は思ったような行動をしてくれません。

人に裏切られたく無ければ、相手に裏切られたとしても裏切らないことです。
言葉ひとつで相手の心に届くという軽い思考は持たないことです。

あなたのやったこと、その言葉。すべてが相手に見透かされている。
これくらい思っていて良いでしょう。

相手を裏切ったなら、裏切ったままでいてください。
決してまた頼ろうとしないこと。
都合良く、人を利用しないでいることが、最後の誠実さです。

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