かつての私が大好きだったお話しです。
有名なお話しですから、あらすじはご存知の方も多いかと思います。
ドロシーと出会う、ライオンとブリキのきこりとかかし。
三者三様に欲しい物があります。
ライオンは臆病な自分から脱却したく、勇気が欲しい。
ブリキのきこりは自分の中は空っぽで、心が欲しい。
かかしは、藁で作られた頭の中に、脳みそが欲しい。
しかし、旅を続けるうちに分かるのです。
もう、全部持っていることを。
求めたり、気づいたりすることで、自分の中の勇気や心や知恵が表面化してくるのです。
そして、新たな勇気や心や知恵が生まれます。
私たちも、ライオンであり、ブリキのきこりであり、かかしなのです。
欲することから、全ては始まります。
そこからスタートしたことが、願い通りにならなくても良いのです。
また、そこから新しい勇気や心や知恵が生まれてきます。
ちなみに私はブリキのきこりが好きでした。
皆さんはどうですか?