心に触る

有沙の職業はご存知の通り「占い師」です。
この仕事は毎日たくさんの方の「心に触る」ことだと感じています。
お客様だけではなく、その方の恋人や家族や会社の方々。
心の中を視るということは、アクセスして繋がることなのです。
時にはお相手やお客様のお気持ちが私の中に流れ込んでくることがあります。
苦しくて、行き詰っていて、切なくて…。
そんな気持ちを共有します。

視て終わりではなく、言葉や文字にしてお客様にお伝えするのが役目です。
お伝えするときにお客様のむきだしの心に触ります。
私に開いてくれているその心は、慎重に扱わなければ傷つけてしまいます。
自覚はありますし、意識をして接しているつもりなのですが、かなり難しい部分でもあります。
同じ意味であったとしても、そのお客様の気に障る表現をしてしまうと、開いていた心が急に閉ざされてしまいます。
とても難しいことですが、それが出来なくてはダメだと自分に言い聞かせています。
物事に完全が無いのと同様、自分が目標にしているこの部分がうまくいかない時もあります。

試練・修行。前回のブログでの内容と被りますが、まさしくそんな感じなのです。

心に触るこの仕事をとても尊く愛おしく思えますが、それだけに難しいです。
だからこそ、一生かけてやっていく価値もあると思います。

皆さまの生活の中にも相手の「心に触る」機会はあるのではないでしょうか。
難しいな、と思ったら有沙に相談してみてください。
毎日意識をしているので、アドバイスができますよ。

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