白い女の人

霊感についてはよく聞かれます。
色々なタイプの霊感があるかと思いますが、私はありがたいことに「怖い」という経験はあまりないです。
いわゆる、「血みどろの幽霊に驚かされた」などです。
典型的な幽霊ってあまり見てないなぁ、と思ってたのですが、ふと思い出しました。
私の幼少のときのお話になります。
白い服を着た髪の長い女性がうちの近所に佇んでいました。
私は直感的に「お母さんを連れていかないで」と言いました。
その女の人は何も言わず、表情も変えず。そのまま立ち去りました。
私の母は心臓病を患っており、当時はかなり体調が悪い時期でした。
幼い私の願いは届いたようで、母が連れて行かれることはありませんでした。
あの人は幽霊だったのか死神だったのか。
それでもあまり怖くなかったので、やはり私はあまり恐ろしいのは見ないようです。

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