以前、オズの魔法使いの話をこちらに書いたような記憶があります。
私の大好きなお話です。
その中でも、ブリキのきこりが、小さなころからお気に入りです。
最近、お話をしたおかげで、私がなぜブリキのきこりが好きなのかが分かりました。
ブリキのきこりは「ハートが無い」と悲しみます。
皆のように優しい心を持てないと泣くのですが、彼は誰よりも優しいのです。
もともと優しい心を持っていたのです。
人は自分が思っている姿が本質では無い時も多くあります。
自分が優しくしたいのに、思っているよりも出来ないと苦しむ。
自分は優しいと信じ、相手にばかりリターンを求める人たちと随分違う気がします。
なりたい自分になれてないと苦しんでいても、実はその姿に近づいていることもあります。
もしくは、近づいてなくても良いじゃないかとも思います。
どうか、苦しまずに、日々をお過ごしください。